研究所の社会実装

3Ds Approach
3Ds Approach(スリーディーズ アプローチ)


子どもの発達を科学で支える新しいアプローチ

脳機能モデル・行動科学・疫学統計学を使い、
個人と環境、その関係性を3つのディメンションで評価し支援する


3Dsアプローチとは

3Dimensions Approach 、つまり3つの次元での評価から、子どもの発達をより多面的に捉え、あらゆる次元での的確な支援を行うことができる、画期的な方法です。

  • 脳機能モデル・行動科学・疫学統計学
  • 個人・環境・関係性
  • 過去・現在・未来

それぞれの3つの次元で捉えることで、最適な支援方法が生まれます。







脳機能モデル

個人の特性(得意・不得意)を脳機能から分析的に把握する。子どもの“過去”の学びや体験の影響をアセスメントする。


行動科学

個人と環境との関係性を行動科学により分析的に把握する。 関係性は、子どもの“今”を映し出し、今を変える具体的支援方法を提示する。


疫学統計学

脳機能モデル、行動科学によって明らかにされたデータを元に、疫学統計学を使って子どもの“未来”を予測する。 最高の未来を作るために、どんな環境が必要なのかを明らかにし、環境に対しても働きかける。



3Dsアプローチの革新性

脳機能モデルの採用 –Brain Function Model–-

これまで、発達障がいは脳機能の障害とされながらも、行動レベルでの診断(例えば、落ち着きがない、集団に参加できない、など)が多く、一般的な発達をする子どもに比べて、マイナス面を捉えることが一般的でした。
3Dsアプローチでは、脳機能モデルを採用することにより、様々な行動の背後にある脳機能の特性(劣っているのではなく、他と違っていること)をアセスメントすることができます。
脳機能モデルを採用すると、子どもの不思議な行動の理由が明確になると同時に、どのようなアプローチをすべきなのかが明らかになります。
脳機能モデルは、全ての子どもをポジティブに評価し、その子どもにあった環境をどう整えるべきかを明らかにします。



包括的アプローチの具体化 –Comprehensive Approach–-

これまで子どもの発達を支援しようとするとき、子どもの障がいそのものへ治療的にアプローチする方法、環境を整えることを重視する方法、子どもの行動を支援していこうという方法など、様々なやり方が開発されてきました。
3Dsアプローチでは、その名のとおり3つの次元による包括的なアプローチを実現します。

3つの次元とは、


  1. 対象児を脳機能モデルで理解して発達を促そうという個へのアプローチ

  2. 子どもの周りの環境(家庭、学校、地域など)に対して、疫学統計学でそのリスクを判断して整えていこうという環境へのアプローチ

  3. 環境と子どもの関係性を行動レベルで分析し、支援していこうという関係性レベルへのアプローチ


を言います。



3Dsアプローチによってできること

 
  • 子どもの得意と不得意を脳機能モデルによって明らかにする
  • 脳機能モデルによって明らかになった子どもの学習スタイルに合わせて、効率的な学びの環境を整える
  • 疫学統計学のデータから、その子どもに合った環境および将来の成功のためにすべきことを明らかにする
  • 支援者・スタッフ・保護者が迷わずにベストな支援を実現する


導入の実際

3Ds Approachは、特別支援教育、放課後デイサービス、児童発達支援、塾、就労支援など、子ども支援の現場で幅広く使うことができます。


  • 3Ds Approach により、子ども個人、環境、子どもと環境の関係性の3つの面から、科学的アセスメントをすることができます。
  • このアセスメント(特に脳機能モデルによるもの)を利用し、子どもの特性とニーズに応じた効率の良い支援が可能になります。
  • 3Ds Approachの研修を受けることにより、支援スタッフは、迷うことなく、最善の支援を実現できるようになります。

3Ds Approach の採用は、事業所の理念、支援の内容に根拠を与え、利用者、保護者、関係者に対する訴求力が高まります。事業所案内や、広報にもご活用いただけます。


  • 3Ds Approach の支援者トレーニング、管理者トレーニング、専門家トレーニングを受けることにより支援スタッフの専門性が高まるだけでなく、様々なリスクを減らすことができます。
  • 専門的なトレーニングを受けられる環境は、支援スタッフにとってのやりがいとなり、事業所の財産である人材を長期にわたって確保できるようになります。
  • 3Ds Approach の教室評価、カリキュラム評価を受け続けることにより、質の担保をすることができると共に、第三者機関による評価として、利用者の保護者及び社会全体に対して、広報することができます。

3Ds Approach により、子どもたちの健全な発達と幸せな未来をエビデンスのある方法で実現することができます。





3Ds Approach の導入で、提供されるもの (※オプション:別料金)


  • 3Ds Approach の理論
  • 3Ds Approach による環境設定・日課設定・カリキュラム開発の考え方(事業所の理念、ニーズに合わせたカスタマイズをすることが前提)
  • 3Ds Approach によるアセスメント方法(※アセスメント、支援計画作成のウエブシステム)
  • 初期トレーニング
  • 事業所マニュアルフォーマット





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