学校支援

子どものメンタルヘルスに予防の視点を入れる。
学校を支援し、子どもたちの幸せな未来をつくる。

子どもの発達科学研究所が行った2020年の調査では、小学1年~中学3年生の26.8%に中程度以上の抑うつ・不安傾向があり、そのうち1.8%に深刻な傾向が見られました。こうした傾向は自殺や不登校、いじめ、暴力行為のリスクを高めることが分かっています。一見無邪気に過ごしているように見えても、悩みを抱え、誰かの助けを待っている子どもがいるということです。
研究所では子どものメンタルヘルスに注目し、「こころの不調」に感度高く気づき、「予防」や早期の支援をするツールやプログラムを提供しています。 引用元:日本教育心理学会 第63回総会発表論文集(2021年)

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プログラムの3ステップ

全てのプログラムは、科学的に正確なアセスメントである評価・調査(①)を始まりとして、その科学的な分析(②)と、その分析結果に基づいた具体的かつ実効性の高い実践介入(③)…という3ステップで構成されています。

  1. STEP1 評価・調査

    学校における課題は、子どもの発達、学校及び家庭や地域の環境などが複雑に絡み合っています。ここでは科学的に信頼性妥当性が担保された調査を複数用い、多角的に状況を把握します。

  2. STEP2 分析

    評価・調査の結果が数値化されても、専門家以外にはよくわからないものです。ここでは研究に基づいて数値を統計学的に解析し、問題のリスクの所在や状況についてわかりやすく提示します。

  3. STEP3 実践介入

    分析結果に基づき、教育現場で実施可能な具体的かつ実効性の高い介入プログラムを提案します。介入後の効果については「STEP01評価・調査」により評価し、PDCAサイクルを実現します。

課題別ソリューション

子どもの発達科学研究所では、教育現場によって異なる課題、それぞれに応じたアプローチを提案しています。
大きくは3つ。不登校の改善を目的とする「不登校ソリューション」、いじめの防止を目的とする「いじめソリューション」、学校の課題の全てに関わる環境改善を目的とする「学校風土ソリューション」があります。
各ソリューションは、前述で紹介した3ステップを基本としながらも、各教育現場の実態に合わせてカスタムした提案を行っています。

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